生保営業マンに学んだ相手を知る大切さ
先日、生命保険の見直しをしようと思い、生保営業マンの方とお会いする機会をいただきました。
その方との出会いで感じた相手のことを知ろうとする大切さ、感謝の気持ちの大切さについて書こうと思います。
初対面の相手を知ろうとする
まず、この方とお会いした時に感じたことは、お客さん(私)のことをどんどん知ろうとする人だな〜と思いました。色々な質問を投げかけたり、その質問の答えに対して話を膨らましたりするのがメチャクチャ上手!初対面の人の人間性を少しでも理解し、そのお客さんの人生において最も良い保険を提供したいという気持ちが感じられました。
そして、聞くだけではなく自分の話も混ぜながら話は進んでいくため、こちらも「営業」としてではなく、楽しく話を聞くことができました。
初対面の方を知ろうとする力は理学療法士にも必須の力だと思います。相手との信頼関係につながり、リハビリを円滑に進める上で非常に重要だと思います。
生保営業マンが生保の営業だけを行ってもダメ!!
生保営業マンが生保の営業だけを行ってもダメ!!とは多少言い過ぎかもしれません。しかし、お会いしていた時間の7割くらいは保険に関係のない話をしていたと思います。私が思うには「自社の商品は良い物ですよ〜」って営業 だけを行っても押し売りと感じてしまい、胡散臭いと感じてしまうのではないでしょうか?
やはり、相手のことを知る努力を行い、知った上で本当に必要な商品を提供する。そうすることでお客さんも安心して商品を購入することができると思います。
私に置き換えると、リハビリも押し売りになりがちだなと反省しました。「この筋トレは効果がありますよ〜」とだけ言っても患者さんは家では自主トレを行ってくれません。
自主トレを家でやってもらうには、患者さんとの信頼関係を築いた後に、方法を正しく説明し、効果を分かりやすく説明しないといけないと思います。これでもやってくれる人は一部なので何か改善して自主トレ率を上げていきたいと思っています。
感謝の気持ちを伝える必要性
お会いしてから数日後、感謝の一言を添えたハガキが我が家に届きました。これには感動を覚えました。営業マンなら当たり前のことなのかもしれませんが、時間を作ってもらったことに感謝の気持ちを伝える。それをその日のうちにハガキに書いて送付する。簡単なようで難しいことだと思います。
患者さんには忙しい時間を割いて来院していただきます。このことに対する感謝って忘れがちだと思います。感謝の気持ちを忘れずに、全力で治療に取り組もうと気を引き締め直すいい機会になりました。