理学療法士Y成長日記!

北海道在住の理学療法士Yです。人生、仕事、読書など日々考えたことを書いています。

『客が気づかない事にも気づき追求し続けてこそ、プロ』〜プロフェッショナル仕事の流儀〜

12/7に放送されたプロフェッショナル 仕事の流儀を見ました。

自動車整備士小山明・博久さん兄弟の特集でした。

題名にも書いている『客が気づかない事にも気づき追求し続けてこそ、プロ』ですが、この言葉って本当に素晴らしい言葉だと思いませんか?

 

私の場合だと患者さんに置き換えて考えると、患者さんの訴えからdemandsを聞き取り、その達成のためにリハビリを行う事はもちろんです。それだけに留まらず患者さんが気づいてもいない事に気づく事ができ、ある動作がしやすくなった、痛みがなくなったとなれば、それこそプロだと思います。

そのためには患者さんから色々な情報を得て、更には患者さんの生活像をとことん想像する事で少しでも達成できるのではないかと思います。

 

今回の放送でもう一つ心に残った言葉があります。

それは、「いくら車を直せますと言っても、作業場が汚かったら説得力がない」という言葉です。

兄の明さんは50年間休まずに毎朝作業場の掃除を行うそうです。機械の中には1年に1度しか使わない物もあるらしいのですが、それでも毎日キレイに丁寧に掃除を行っていました。

リハビリ室も同様で、どれだけいい内容のリハビリを行うよって言っても汚い部屋ではリハビリを受けたくないと思うんではないでしょうか?

いくら忙しくても道具を片付けるとか、そういったことから患者さんの気持ちはリハビリに向いてくれると思うんです。

普段意識していた部分ではありますが、更に意識を高めていこうと決意しました。

 

患者さんの生活をとことん想像し、その中から患者さんも気づいていない様なことに気づき、その動作の獲得などに尽力する。

そして、患者さんとの関係作りのキッカケになる環境整備などにも更に力を入れていこうと思います。