理学療法士国家試験直前!あと3週間でも出来るおすすめ勉強法!
受験生の皆さん、第54回理学療法士国家試験が近づいてきましたね。
勉強の進み具合はどうですか?
模試で余裕の合格点を取って浮かれている方、合格点まで後少しの方、合格点?なにそれ、美味しいの?と全く届きそうにない方など様々だと思います。
国家試験まで残り3週間の気の持ちようや、おすすめの勉強方法を紹介したいと思います!
正直、舐めていた国家試験
正直、国家試験舐めてました。「毎年合格率90%近い試験なんて普通にやってりゃ余裕っしょ!」くらいに思っていました。
模試でも合格点を一応取れていたので、日中は勉強をして夜は飲み会の日々を過ごしていました。
このままスムーズに合格できたかというと、そうでもありません。
私が受験したのは第46回理学療法士国家試験であり、合格率がガクッと下がった年でした。
試験を受けながら『本当に落ちるかもしれない』、と余裕をぶっこいていた自分を殴り倒したい気分になりました。
皆さんにはこうなって欲しくない!!こんな国家試験を舐めていた私だからこそ、アドバイスできることがあると思うんです!!
おすすめ勉強方法を紹介!
3週間前:国家試験対策は小人数のグループで行うべし!
私が国家試験対策で良かったと思うのは、小人数での勉強会です。
私の母校では担任の先生が学生を小人数に分け、勉強会グループを作成します。
その小グループでどのように勉強していくかはそれぞれのグループに任されていました。このような養成校は多いのではないでしょうか?
この国家試験まで3週間の時期は、積極的にグループ勉強会をやっていたように思います。
私がグループ勉強会で好きだったのが皆との情報交換でした。
独学では勉強できないような細かなことまで勉強している友人がいるもんなんです!
友人から得た情報の代わりに私も情報を伝え、アウトプットの場にもなります。
上手く説明できない部分が自分の苦手な部分だと認識できるのも利点!
そして、皆としゃべっていた事って結構頭に残りやすいものです。
分かりそうで分からない問題とか、答えが出てきそうで出ない問題といった時に、友人と話した場面が思い出されて助けられた事があります。
耳で聞いての記憶定着にもってこいです!
ただし、グループで勉強するので脱線してしまったり、勉強の進行速度が遅くなるのが難点です。
こういった場合はグループ勉強会終了時刻を明確に決め、ここまでは終わらせる!と決めてしまうのがいいと思います。
2週間前:新しい知識を得るより知識の整理に当てるべし!
この時期になって新しい参考書に取り組むのはナンセンスだと思います。
自分が今まで何周も解いてきた問題集、参考書の徹底をお勧めします。
年度によって異なるものの、国家試験は合格率80%以上の年が大半です。
10年に1度出るか出ないかのマニアックな問題を覚えるよりも、スタンダードな参考書で基本的な問題を着実に正解する事ができれば受かる試験になっています。
基本問題を徹底的にやって確実に正解する。これが国家試験の鉄則です。
マニアックな問題を解くための勉強は決して無駄になりません。
働いてからは1つの事を掘り下げて勉強する能力が必ず求められます。
深く知りたい!と思った情熱は胸に留めつつ、まずは国家試験対策に取り組んでください。
1週間前:体調管理&朝型生活に慣れることに専念すべし!
1週間前になってジタバタしているようでは正直厳しいのではないかと思います。
この時期に入ったら知識の整理と体調管理に徹するべきだと思います。
受験生の皆さんはこの時期、夜中まで起きて昼前に起きるような夜型生活になっている事が多いのではないでしょうか?
国家試験は午前中から行われます。
午前中からフルパワーで臨むためには朝型生活に慣れておく必要があります。
毎晩遅くまで飲み歩いていた私のようになってはいけません!!
本番当日:自分が落ちたら会場全員が落ちる!と強気で臨むべし!
会場の大きさにもよると思いますが、私が受けた受験会場は恐らく200名程度の受験生がいたと思います。
私は会場の大きさを考え、「200名いて合格率9割ってことは落ちても2、3人だろ?自分が落ちるってことは、ここにいる大半が落ちるはずだ!だから、自分が落ちるはずは無い!!」と自分を奮え立たせました。
正直、内心焦りまくりで心が折れそうでした。
しかし、実習が終わってからの勉強を無駄にしないためにも全力が出せるように鼓舞し続けました。
気合いで合格をもぎ取ったといっても過言ではありません。笑
まとめ
いかがだったでしょうか?この時期だからこそ意識して欲しい勉強方法や気の持ちようをまとめました。
あと3週間しか無い!ではなく、3週間あればまだまだ点数は伸ばせる!と強い気持ちを持って国家試験勉強に取り組んでください。
そして、4月には晴れて合格した皆さんと一緒に理学療法士として働く事ができるのを楽しみにしています。
頑張れ、受験生!!!