理学療法士Y成長日記!

北海道在住の理学療法士Yです。人生、仕事、読書など日々考えたことを書いています。

誰でも出来る目標を達成する方法!重要なのは振り返り!

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皆さんは年始や誕生日、新学期など節目で目標を立てますか?「毎年、欠かさず立ててます!」って人や、「立てるには立てるけど達成できないよね・・・」とか、「目標なんて立てたこと無い」なんて人まで様々だと思います。

目標にも様々あると思います。今年1年の目標であったり、新学年の目標、時には自分の人生の目標なんかも立てたりすることもあると思います。

私も年始や誕生日に目標を立てます。でも、目標が達成できず、無意味な目標立てになっていると気づきました。では、どんな風に目標は立てていけば良いのでしょうか。私なりに考えた目標の立て方と、達成が厳しい!と思った時の対策について書いていこうと思います。

そもそも、目標は何で立てるの?

目標を立てない人にとっては、そもそも何で目標立てるかも分かりませんよね。私も学生時代は目標を立ててなかったと思います。社会人になって働くようになってから立てるようになりました。では、何で目標を立てるようになったか説明してみようと思います。

人生の道しるべになる

目標を立てると人生の道しるべになると思います。というのも、目標もなく生活しているとただただ1日が流れていく感覚になりませんか?「目標なんか立てたって頑張らなきゃいけないししんどいわぁ〜」なんて思うかもしれませんが、そんなことありません。

これは、マラソンで例えると分かりやすいと思います。

想像してください。ゴール地点も知らされず、何km走ればゴールなのかも分からないマラソン大会があったとします。「何キロ走らされるんだ、何時間くらいでゴールできるんだ、給水所はあるのか、そもそも何で走ってるんだ・・・」と、不安になると思います。でも、『ゴールまで◯◯km』、『給水所まで◯◯m』なんて表示があったら「よっしゃ!!あと少し気合いで頑張るか!」とか、「残り◯◯kmなら1km当たり◯◯分で走れば◯時間でゴールできる!」とか不安が減りますよね。何のために走るのかが明確になり、ゴールに向かって走っていくことができます。

これと目標を立てる意味も似ていると思います。ただ何となく生活しているとこうなって欲しいなとか、こうできればいいなとか思う割に行動に移すことができず、大きな成果は得られないでしょう。そして、理想的な展開にならないことに腹が立ったり、不安に陥ったりしてしまいます。

目標を立て行動することで一歩一歩確実にゴールに近づいていきます。目標は自分の人生を豊かに生きるための道しるべになっていると言えるでしょう。

人生のやる気アップ!

道しるべができると人間には活力が生まれます。その活力を元に行動することができます。行動した結果、成功すれば自分に自信が湧いてきます。失敗しても失敗を次ぎに生かすことができます。そして、成功するために新たな目標を立てて行動することができるようになります。

成功体験を重ねて「自分ならできる!!」と思うことができれば歯車が一気に回り出します。そうすることでやる気もアップし、新たな目標を立てて行動、新たな目標を立てて行動・・・と良い循環が生まれてきます。

憤りや不安を感じていた人生に対して主体的に生きていくことができるようになります。

目標の立て方

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ここまでは、目標を立てる意義について書いてきましたが、ここからはどうやって目標を立てれば良いかについて具体的に書いていこうと思います。

とにかく書き出す

 まずは付箋に自分のやりたいこと、達成したいことを何でもいいので書き出しましょう。ここで書くのは大それたことじゃなくて本当に何でもいいです。「ジュースが飲みたい」とか「痩せる」とか、「将来は億万長者になる」などなど何でも自由に書きます。思いつくままに、書きたいことを書きまくりましょう。

付箋がなければノートでもいいと思います。付箋の方が次の作業がやりやすくなるってだけですので。

やりたいことを分解する

次に、付箋に書いてあるやりたいことに対して、どうすればいいのか目標を分解します。目標を書いた付箋の周りに具体的な行動を新たに付箋に書き、線でつないでいきます。目標の周りにツリーを作っていく感じです。

例えば、「痩せたい」が目標であったとします。

痩せたい⇒何キロ?⇒5kg痩せたい⇒いつまでに?⇒8月までに⇒どうやって?⇒運動して⇒何の?⇒ウォーキング⇒必要な物は?⇒靴とウエアーと・・・

といった感じで分解していくことでどんどん目標が具体的になり、必要な物が浮かび上がってきます。「痩せたい」という付箋の周りが新たな付箋でにぎやかになればなるほどいいと思います。

そして、最終的には日常生活で毎日行動可能なことまで目標を落とし込みます。先ほどの「痩せたい」であれば、ウォーキングを始めるために靴を購入する。そのための資金として節約のために毎日もやし料理を作る。といったことになるかもしれません。え??痩せるためにウォーキングをするのに、行動がもやし料理を作る?関係なくない?と思うかもしれませんがそんなことはありません。「痩せたい」に向かって直接的な運動ではないかもしれませんが、立派な第一歩だと思います。

経験上、無謀な目標を立ててしまうと間違いなく挫折します。毎日仕事で疲れていて、多少体調が悪くても出来るようなことまで落とし込むことがポイントです。

期限を設定する

そして、もう1つポイントがあります。それは期限を設定することです。よくあるパターンとして期限を設けずにいると、「そのうちやればいいっか〜」なんてことになりかねません。そして月日は流れていき、結局やらずじまい・・・。こんなこと1度は経験したことがあるんじゃないでしょうか?

先ほどの例でも書きましたが「8月までに」という期限を設けることで具体的に1ヶ月当たり何kg痩せれば良いかが明確になります。明確になればなるほど行動を起こしやすくなるので期限を必ず設けましょう。

定期的に振り返る

そして、定期的に目標を振り返ることも重要です。というのも、振り返りを行わないと目標を立てっぱなしになってしまい、「あれ?どんな目標立てたっけ?」なんてことになりかねません。

これが1番もったいない!!目標を分解して、行動可能な範囲に落とし込んで、行動に移したけど、実際は行動が難しい!なんてこともありますよね。軌道修正が必要なんだけど振り返りをしないから結局投げ出してしまう・・・。これもよくあるパターンです。個人的にはこのパターンが最も多い気がします。

振り返りのメリットとしては、実際にやってみたけどどうもうまく行かない、1日の行動設定が無謀すぎたなどの軌道修正を行うことができます。

例を挙げると、先ほどのウォーキングの場合、1日に1時間歩くぞ!と決めたもののいざやってみると膝も痛くなるし、疲れて仕事中も眠くなって集中できないなんてことになっては意味がありません。まずは軌道修正をして1日15分歩くに変更する、膝が痛くならない範囲で歩くようにする、歩くための筋トレからスタートするなど行動を変更する必要があります。

振り返りを行わないのは、目標を立てることだけで満足してしまうんでしょうね。実にもったいない。私がこの記事を書こうと思ったのもこの振り返りを自分はできていないと感じているからです。目標は立てるだけでもダメ、行動するだけでもダメ、振り返って軌道修正をしながら目標に進んでいくことが必要です。

とは言ってもくじけてしまう・・・そんな時は!

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人間、いくら行動可能な範囲に落とし込んで行動に移していたとしてもくじけてしまう時もあると思います。そんな時の対処法も説明します。

人に公言してしまう

私が積極的に行うようにしているのは人に目標を公言することです。人に言うことで自分の退路を断ってしまいます。

私の話ですが、今年は6月に行われる第32回サロマ湖100kmウルトラマラソンに参加します。100kmです。正直、しんどすぎます。やっぱりエントリー辞めようかな〜なんて考えたりもしましたが、人に参加する!!と公言し、自分の目標に向かって追い込みをかけました。エントリーも無事完了し、あとは練習あるのみ!といった段階に至っています。

過剰に自分を追い込む必要はありませんが、公言することできつい時に逃げる癖を直すことはできると思います。人間、苦しい状況の時こそ成長することができます。敢えて公言し、「自分、今成長してるわ〜」と思いながら目標に向かって頑張るのも1つの方法だと思います。

達成した自分をイメージする

目標を達成した自分を思い描くこともモチベーションをアップするためには必要です。達成した時のことを鮮明に思い描くことができればできるほど目標達成に向けて進む力になります。

例えば、目標の5kg痩せた時のことを想像してください。久しぶりに会う人皆に「痩せたね!どうやって痩せたの!?」と聞かれ、少し自慢げににやけながら努力を語る自分。着れなかった服が着れるようになり、今までは思い切ることができなかったスキニージーンズに挑戦し、周りの人には高評価を受けて更に新しい服装にもチャレンジするなど細かく想像してみてください。

達成できて変化した自分を想像し、楽しむことができればくじけてしまった自分を奮い立たせることができます。

目標を達成できてもできなくてももう一度振り返る!

目標の期限がきたら目標を達成できてもできなかったとしても結果に関わらずもう1度振り返りを行いましょう。目標に向かって進んでいる時の振り返りももちろん重要ですが、最後に行うこの振り返りも更に重要です。今回の目標にあたっての自分の行動を1人反省会を行うのです。

例えば、5kg痩せることができなかったとします。目標が無謀だった?ウォーキング方法が間違っていた?期間設定が間違っていた?ランニングの方がいいのか?など、行ってきた行動を自己分析します。

達成できなかった時は次は達成できるように自己分析を行えば良いのでやりやすいと思います。私が重要だと思うのは、目標が達成できた時に今回は何が良かったから達成できたのかを振り返ることだと思います。

達成できたからOK!!ではなく、なぜ痩せることができたのか?特に何に力を入れて取り組んだか?どこがターニングポイントだったか?なぜ継続できたのか?など、成功の秘訣を探していきます。そうすることで同じような目標を立てた時に次につながっていきます。この成功した時の振り返りを行うことで自分の成長速度が飛躍的にアップすると思います。

この記事を書いて自分の振り返りになった!

いかがだったでしょうか。長文を読んでいただきありがとうございました。初めてこんなに長文を書いたのでなかなか疲れました。笑

目標を立てたことも無いという人から目標を立ててもなかなか達成できないといった人まで何かお役に立てていただければと思います。

私もできていること・できていないことあります。こうしていきたい!ここは更に改善できる!など、自らを振り返りながら書くことができました。1歩ずつゆっくりでも人間として成長していきたいと思います。

 

人生1度きりです。目標を立てることももちろんですが、1日1日を一生懸命生きる大切さについても書いています。良かったら是非読んでみてください。