理学療法士Y成長日記!

北海道在住の理学療法士Yです。人生、仕事、読書など日々考えたことを書いています。

たった2週間だけど新人理学療法士教育で喜びを感じた瞬間

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新人教育係になって2週間が経ちました。新人は新人で右も左も分からない状態で必死に頑張ってくれていると思います。でも、初めて新人教育係をやっている自分も手探りで指導している状態です。

そんな教育場面で嬉しいことがあったので綴っておこうと思います。

あっという間の2週間で感じた教育の難しさ

 4月1日を迎えるまでにOJTの本を読んだり、教育関係の本を読んだりして初めての新人教育に備えていました。いざ始まってみると何から教えていけば良いか分からなくなってしまう物ですね。私が新人だった頃とは職場環境は大きく変わっているにも関わらず、全く同じ路線に乗せて教育を行おうとしてしまう自分がいました。完全なる準備不足を感じています。

困った場面の例をあげますと・・・

  1. 運動療法のコスト算定方法を教えたい
  2. そのためには電子カルテの使い方を教えなくてはならない
  3. そもそも、当院の運用方法を教えなくてはならない
  4. ってゆーか理学療法士は一日24単位、週に108単位って知ってるのか?
  5. 運動療法の診療報酬点数は知ってるのか?

といった具合に、自分は何気なく行っていることでも新人にはチンプンカンプンで全てが新しいことですよね。ひとつひとつを噛み砕いて説明しようとすると莫大な量になるし、新人も情報量が増えすぎて頭が爆発してしまいますよね。今後工夫をしてかなくてはいけないなと考えている次第です。

まだ2週間だけど新人教育やってよかった!って思えた嬉しい場面

先日、こんなことがありました。私が新患さんの評価、治療を行っていた時に 患者さんから「この状態はリハビリでよくなるんですか?」といった質問をされました。

私は普段行っている様に患者さんに現在の状態の説明、今後の治療方針などを説明しました。そしていつも通り初回の治療を終えました。そして、終わってすぐに新人から、

「Yさん!!患者さんの状態の説明と今後の治療方針の説明、すっっっごい分かりやすかったです!!自分もYさんみたいに患者さんに安心感を与えられるPTになりたいって思いました!!」

 って言われました。「えっ?そんなこと言われたら恥ずかしいけど、嬉しすぎるんですけど!?」って感じで心の中で照れながら大喜びしました。

私の言動で新人の中にある理想のPT像に少しでも良い影響を与えることができたのかなって感じました。他の人に何か良い影響を与えることができるって教育係冥利に尽きるな〜としみじみ思った一場面でした。

これからの抱負的なもの

 まだまだ教育係は始まったばかりだし、これからも困ること、やらなくてはならないことが沢山あると思います。でも、真摯に向き合ってどうすればより良い教育が行えるのかを考えていきたいと思います。そして、良い部分も悪い部分も反面教師として吸収していってもらえればいいなと思います。新人の成長だけではなく自分もPTとして、人間として成長できるいい機会だと思うので努力していきたいと思います!!