整形勤務の理学療法士におすすめ!臨床で明日から使える参考書6選!
この記事では、整形外科勤務に勤務する理学療法士には必須の参考書を紹介しています。
この記事でまとめた参考書は、図解が多く分かりやすいもの、臨床で明日から使えるものばかりを集めました。
特に、新人・若手の理学療法士には絶対持っていて損はしない参考書ばかりです。
整形外科勤務の私が臨床でお世話になっている参考書ばかりを集めたので、是非読んでみてくださいね。
- 筋骨格系のキネシオロジー
- プロメテウス解剖学
- 骨盤帯
- 運動期疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学
- 観察による歩行分析
- 触診機能解剖カラーアトラス 上・下
- まとめ:整形勤務の理学療法士には必須の参考書6選
筋骨格系のキネシオロジー
この本は私が働き始めてから一番お世話になっている参考書です。カラー版になってから図表が非常に見やすくなりました。
理学療法士に必須の機能解剖学について上肢・体幹・下肢についてまとめてあります。
特に私が好きな章が「肩関節」です。学生時代にあまり習うことがなかった肩鎖関節や胸鎖関節の動きなどが分かりやすくまとめてあります。
新人PTだった頃はこの本にどれだけ頼っていたか分かりません!
プロメテウス解剖学
この本は以前、新人理学療法士向け!触診技術向上のために意識したい7つの方法 の記事でもオススメさせていただいたのですが、とにかくイラストが鮮明にキレイに記してあります。
そのため、患者さんの治療に当たる時に筋の走行やランドマークなどイメージがしやすくオススメです。
イラストがキレイなのでただ何となく眺めているだけでも頭に残りますよ!!
骨盤帯
ウィメンズヘルスや、骨盤帯に対する治療の第一人者であるDiane Lee先生が執筆されている名著です。
骨盤帯の治療の戦略を細かく記してあり、評価・治療の目指すべき道を示してくれる素晴らしい参考書です。
しかし、自分の知識不足から噛み砕けていない部分が多々あります。もっと自分の中で理解して臨床に生かしていきたい一冊です。
運動期疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学
この本は新人PTの方にオススメです。腱板断裂や変形性膝関節症など代表的な整形疾患に関して病態や解剖学的基本などをまとめてあります。
短い章に分かれており、全20章あります。
新人PTが持ちやすい「なぜ?」に対して的確に答えをくれます。
この参考書に関して詳しくまとめた記事があるので、読んでみてください。
⇒勉強し始めた若手理学療法士にお勧めの1冊【運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学】
観察による歩行分析
- 作者: キルステンゲッツ・ノイマン,月城慶一,江原義弘,山本澄子,盆子原秀三
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 14回
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学生時代に購入した本ですが、いまだにペラペラめくって見ることのある本です。
正常歩行に必要な関節の動きや、筋活動などが各歩行周期ごとに見やすくまとめてあります。
また、典型的な異常歩行の原因に関してもまとめてあり、歩行分析が苦手な方にオススメの一冊です。
私も歩行分析が苦手なのでもっと読み込もうと思います!
触診機能解剖カラーアトラス 上・下
触診機能解剖カラーアトラス 上 総論・身体の面と軸・骨/関節・靱帯
- 作者: 竹井仁,岸清
- 出版社/メーカー: 文光堂
- 発売日: 2008/05
- メディア: 大型本
- クリック: 1回
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この本は上・下巻の2冊に分かれており、上巻が骨・関節・靭帯について、下巻が筋・血管・神経についてまとめてあります。
私が特にオススメなのが下巻の「筋」の触診に関してです。
この本は実際の人物の写真に筋の走行がイメージとして透過されており、より患者さんを触る時に近い状態で触診を学ぶことができます。
当院での触診の勉強会を行った時に大変お世話になった一冊です。
まとめ:整形勤務の理学療法士には必須の参考書6選
いかがだったでしょうか?
ここに挙げた参考書は整形外科に勤めるPTなら誰しもが役に立った!!と思える内容のものばかりだと思います。
これらの参考書を生かして日々の臨床に取り組んでいきましょう!!