理学療法士Y成長日記!

北海道在住の理学療法士Yです。人生、仕事、読書など日々考えたことを書いています。

苦手な歩行分析を克服!ロッカーファンクションについてまとめてみた

f:id:pt_y:20160105235329j:plain

私の苦手分野である歩行分析について勉強の備忘録がてらにまとめて行こうと思います。今日は『ロッカーファンクション』について書こうと思います。

ロッカーファンクションって何?

歩行の時に重要な事は身体重量を前方へ移動させる事です。 そのためには、踵ー足関節—中足指節間関節がうまく働いて、下方へ向かって行く身体重量を前方への動きに変換させる事が必要となります。この変換の過程をperryはロッカーファンクション(揺りてこ)と表現しました。(イメージとしては、ロッキングチェアです。)

ロッカーファンクションは『ヒールロッカー』、『アンクルロッカー』、『フォアフットロッカー』に大別されます。では、それぞれについて説明して行こうと思いますが、文章にすると長くなるので箇条書きでまとめます。

ヒールロッカー

   f:id:pt_y:20160106210837j:plain     f:id:pt_y:20160106210243j:plain

           図1                図2   

        観察による歩行分析/医学書院/Kirsten Gotz-Neumann著

  1.  イニシャルコンタクトからローディングレスポンスまでの歩行周期0%〜12%の間に生じる。
  2. ターミナルスイングで生じた位置エネルギーを前方への推進力へと変換する。
  3. 踵骨と床との接触点を支点として回転する。(図1)
  4. 前脛骨筋の遠心性収縮が足部の落下に対してブレーキをかける。
  5. 前脛骨筋の筋収縮によって下腿を前方へ引っ張る事が可能となる。
  6. 同時に、大腿四頭筋も遠心性に収縮し、膝関節屈曲を制御しつつ大腿を前方へ引っ張る。(図2)

アンクルロッカー

 

            f:id:pt_y:20160106210237j:plain

                 図3

           観察による歩行分析/医学書院/Kirsten Gotz-Neumann著

  1. ミッドスタンスで生じ、歩行周期の12%〜31%の間に生じる。
  2. 足底面が床に接した時点から足関節が回転中心となる。(図3)
  3. 足全体は床面に固定され、足関節は背屈し下腿は前方へ倒れる。
  4. ヒラメ筋(下腿三頭筋)の遠心性収縮にによって背屈が制御される。

フォアフットロッカー

            f:id:pt_y:20160106210228j:plain

                     図4 

           観察による歩行分析/医学書院/Kirsten Gotz-Neumann著

  1. ターミナルスタンスで生じ、歩行周期の31%〜50%の間で生じる。
  2. 制御された背屈角度の増加によって足は前方へ倒れ、踵が床から離れる。
  3. 床反力作用線が中足骨頭までくると踵が床から離れる。
  4. 回転中心は中足指節間関節である。(図4)
  5. 腓腹筋とヒラメ筋が最大筋力の約80%の力で、下腿が前方へ倒れる速度を減速するように働く。(この時の筋活動はミッドスタンスの3倍!)

まとめ

んー、久々に教科書を読んでまとめ直すと忘れている事が沢山あるな・・・。しかもブログにまとめるって中々大変ですね。どんどんアウトプットして練習していこうと思います。 

今回参考にさせていただいたのは、以下の教科書です。

観察による歩行分析

観察による歩行分析

 

学生時代に購入した教科書ですが、分かりやすい図が沢山載っていて歩行分析の勉強には欠かせない一冊といっても過言では無いんじゃないでしょうか。

このまとめたことを明日からの臨床に生かして行くぞー!!

 

この記事を読んだ方にはこちらも良く読まれています!⇒足部の重要な2つの機構!トラス機構とウィンドラス機構