理学療法士Y成長日記!

北海道在住の理学療法士Yです。人生、仕事、読書など日々考えたことを書いています。

書評『生き方』

今日から生き方―人間として一番大切なこと という本を読み始めました。とても有名な方なので書くまでもないのかもしれませんが、稲森さんは京セラの設立者であり、数々の名著を世に送り出している方です。

 まだ読み始めたばかりですが、心に響いた言葉があったので紹介します。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

 

「能力」とは才能や知能など先天的な資質を意味します。「熱意」とは、事をなそうとする情熱や努力する心のことで、これは自分の意志でコントロールできる後天的な要素です。

この二つの項目はそれぞれ0点〜100点まで点数があります。ここでポイントなのが各項目が掛け算になっているということです。

能力があっても熱意に乏しければいい結果は生まれず、逆に能力が無くても燃える様な情熱があれば先天的な能力に恵まれた人よりもいい結果を得る事ができます。

 

そして、「考え方」は3つの要素の中で最も大事な物で、心のあり方や生きる姿勢、理念・思想などが当てはまります。

「考え方」が重要なのはマイナス点があるという事です。能力も情熱もあっても考え方がマイナス方向だと結果はネガティブになってしまうということです。

 

では、プラス方向の考え方とは、常に前向きで建設的である事。感謝の心をもち、みんなと一緒に歩もうという協調性を有している事。明るく肯定的である事。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っている事。努力を惜しまない事など、ありきたりな言葉ではあるのですが、これらを軽視せず、頭で理解するだけでなく、体の奥までしみ込ませ、血肉化しなくてはいけないと著者は言っています。

 

本当にその通りだと思います。人間、大人になるにつれてこういった当たり前の事をどんどん忘れていく気がしませんか?

例えば、スポーツ選手などは才能にも恵まれ、情熱をプラス方向に傾け続けた結果なったりするものだと思います。

自分はスポーツ選手になる訳ではないですが、才能は度外視して何事にもプラス方向に情熱を傾け続けていきたいと思います。

 

特に仕事に関しては毎日目の前に患者さんがいて、何かしらの症状を訴えています。その患者さんのために何が出来るか、どの様に関われるかを常に模索しながら成長していきたいと思います。

 

まだまだ読み始めですがこの良書を読んで自分の血肉として変換し、実践していきたいです!

 

 

生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと