臨床に必要な形式知と暗黙知③
昨日臨床の知識② に書いたSECIモデルを利用し、応用可能だと思う物を書いていこうと思います。
・新人教育
例)新人を先輩に付きっきりにする
⇒先輩が手取り足取り指導、模倣などを行ってもらう(共同化)
⇒文献などを用いて新人が暗黙知を批判的に形式知化する(表出化)
⇒バラバラの形式知を自分の中でまとめ直す(連結化)
⇒先輩からの自立度を高め実践し、経験してもらう(内面化)
・接遇技術の向上
当院では接遇に対する研修会は実施されているが、リハビリ科内での接遇研修は行われていない状況です。
その状況をふまえ、患者さんに接する時に何を意識しているか、気をつけているかなどの経験を形式知化し、スタッフ内で共有することで自分が普段気にもできていなかった部分が新たに発見できるのではないかと思っています。
そうすることで科全体の接遇技術が向上し、医療サービスの向上に繋がるのではないかと考えています。
3日間かけて臨床の知識について私が考えていることを書いてきました。
SECIモデルというものを知ったことが大きく、この考え方は何に関しても応用可能だと思います。
まとめてみると新たに気づいたことや学んだことも沢山ありました。
まとめて満足するのではなく、常に実践、行動していく意識で日々過ごしていこうと思います。